奈良県
奈良筆
文具
奈良県
奈良の筆作りの歴史は、今から1200年程前、空海が唐に渡った時に筆作りの方法を極め、日本に帰った後その技法を大和国の住人に伝えたことに始まります。
明治時代以後は、学校教育の制度とともに全国で使用されるようになり、今日に至っています。
高山茶筌
竹工
奈良県
室町時代中期、高山領主の子息が、茶道の創始者でもある村田珠光の依頼によって作ったものが始まりです。
以後、その製法は城主一族の秘伝とされ、代々後継ぎのみに「一子相伝」の技として伝えていましたが、後になってその秘伝は、主だった16名の家来に伝えられることとなり、今日まで脈々と伝えられ、現在では、奈良県の高山が全国で唯一の茶筌の産地になりました。