第35回伝統的工芸品月間国民会議全国大会 東京大会 開催期間 平成30年11月2日(金)~4日(日)

全国くらしの工芸展
平成30年11月2日(金)-11月4日(日)入場無料
時間/10:00~18:00(2日は11:00開始、4日は16:00終了) 会場/マリンメッセ福岡

萩焼

陶磁器

山口県

萩焼の起源は、400年前、豊臣秀吉とともに朝鮮半島に渡った毛利輝元が、現地の陶工李勺光(りしゃっこう)、李敬(りけい)の兄弟を伴って帰国したことに遡ります。
陶工たちは、毛利氏が萩に城を移した時も同行し、李勺光は萩で御用品を焼く窯を開くことを許されました。この窯が萩焼のはじまりとなりました。李勺光の死後は、李敬が窯を継ぎ、藩主から「坂高麗左衛門」の名を受け、その名は現在まで受け継がれています。
萩焼の当初の作風は李朝のものでしたが、その後、楽焼の作風などが加わり、現在の萩焼に通じる、独自の個性を持った作品が焼かれるようになりました。