備前焼の歴史は古く、平安時代にすでに作られていました。日本六古窯の一つに数えられ、千年の歴史を持つ陶器(厳密には「せっ器(「せっ」は火へんに石)」)として全国的に有名です。
室町時代末期頃からその素朴さが、茶人たちに愛され、茶道具が多く作られるようになりました。
江戸時代に入ると藩の保護もあり、全国に広まりました。昭和の初期「備前焼の中興の祖」と言われた金重陶陽や藤原啓、山本陶秀が人間国宝の指定を受ける等、順調な歩みを続けました。
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