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国指定7品目小石原焼 国指定7品目小石原焼

小石原焼

小石原焼

どこか素朴なデザインと風合い一目で分かる小石原焼の“らしさ”。

小石原地区は内陸に位置し、標高1000m級の山々に囲まれた自然豊かな土地。農業も盛んで、水田が段々に連なった棚田、茅葺き屋根の家屋など、のどかな日本の原風景が広がっています。そんな小石原地区は陶器に適した土と登り窯の燃料となる木々に恵まれていたため、約350年にわたり、焼き物が作られ続けてきました。現在、50軒以上の窯元が集積し、どの窯元もギャラリーを併設しています。いろいろな窯元を巡って、作家ごとに異なる作風を、手にとって感じてみるのも楽しみの一つ。また、タイミングが合えば、職人たちの作業風景を見ることができるのも、窯元が多い小石原焼ならではです。春と秋には、村をあげてお祭りを行い、期間中は多くの人で賑わいます。日常使いにぴったりな手ごろさ、温かみのあるデザイン、多様なフォルムに産地でぜひ触れてみてください。

里山で生まれ、全国へ。日々の暮らしを彩る日常雑器の代表格。

上野焼について

昔は大型の壺や皿の需要が多かっただけに、薪を燃料とした登り窯で焼かれていました。現在ではガス窯が使われることも多いですが、巨大な登り窯に歴史や伝統を感じずにはいられません。一方、大切な原料である土は、昔と変わらず近隣の山から採取されています。

小石原地区には遠州七窯に数えられる茶陶・高取焼の窯元もあります。その歴史は小石原焼より古く、現在の小石原焼のスタイルができあがったのは、高取焼の影響が大きかったとされています。

小石原焼は高取焼の影響を受けていると言われています
小石原焼の原料は赤土

小石原焼の原料は同地区の山から採取される赤土。この土が素朴な質感を生みます。

赤土の上に白色の化粧土をかけ、刃先で規則的に化粧土を削いでいく技法「飛び鉋」。

小石原焼の技法「飛び鉋」
小石原焼の技法「刷毛目」

化粧土が乾く前にハケで模様を入れていく「刷毛目」。

「飛び鉋」「刷毛目」といった技法により、小石原焼の伝統的な模様が刻まれます。

小石原焼の伝統的な技法
小石原焼 登り窯

小石原焼の一部の窯元で、現在も使われている登り窯。薪で焼き上げることで、器に独特な表情が生まれるといいます。窯には神様が宿るという考えから、注連縄を掛けているのも印象的。どれだけ職人が技術を高めようとも、焼き上がりは予想できないといいます。それもまた、焼き物の魅力ではないでしょうか。

窯に火を入れてから、数日後に窯開きを行います。内部の温度は下がっているとはいえ、中に入るとまだ熱く、焼成する際の熱量のすごさが分かります。

小石原焼 窯開き
小石原焼 民陶祭

毎年5月と10月に、窯開きに合わせて行われる「民陶祭」。新作が並ぶほか、通常よりお手ごろに買えることもあり、福岡県内外から多くの人出でにぎわいます。

テーブルで映える小石原焼

日常生活に馴染む小石原焼の陶器

博多人形 美女

小石原焼きの技法、刷毛目を用いたスープボウル。

博多人形 歌舞伎

刷毛目の上に薄く化粧土をかけた、蓋付きポット。窯元とフードコーディネーターのコラボにより生まれた小石原ポタリーシリーズ

博多人形 歌舞伎のデフォルメ

チーズボード。小石原ポタリーシリーズ

博多人形のビーチサンダル

飛び鉋技法による規則的な柄がシンボリックなスープボウル。
小石原ポタリーシリーズ

博多人形のビーチサンダル

マイカップ。小さなパン皿をソーサー代わりに。
小石原ポタリーシリーズ

博多人形のビーチサンダル

花の形を模した小石原焼の小鉢。

博多人形のビーチサンダル

ご飯用の茶碗。 白と黒のはっきりとしたコントラストが従来の小石原焼とは一線を画す点です。

博多人形のビーチサンダル

ざるそばのツユなどを入れるそば猪口。白と黒のはっきりとしたコントラストが従来の小石原焼とは一線を画す点です。

博多人形のビーチサンダル

洋食によく似合うプレート。白と黒のはっきりとしたコントラストが従来の小石原焼とは一線を画す点です。

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