第35回伝統的工芸品月間国民会議全国大会 東京大会 開催期間 平成30年11月2日(金)~4日(日)

全国くらしの工芸展
平成30年11月2日(金)-11月4日(日)入場無料
時間/10:00~18:00(2日は11:00開始、4日は16:00終了) 会場/マリンメッセ福岡

鎌倉彫

漆器

神奈川県

8寸厚皿 タタキ刀痕
販売価格:12,960円(税込)

鎌倉時代、中国から禅宗という仏教の宗派が伝わってきたとき、一緒に多くの美術工芸品が輸入されてきました。
そのうちの堆朱(ついしゅ)、堆黒(ついこく)といった彫漆品の影響を受け、仏像を作る仏師や、神社や寺作りをする宮大工たちが、木の器に彫刻を施し、漆をぬり重ねたのが始まりです。始められたばかりのころには、禅宗の寺院で香を入れるのに使う大きな香合等が主に作られていました。室町時代の末頃には、茶の湯が盛んになるのとともに、茶道具として広まっていきました。鎌倉彫の生活用品が見られるようになるのは、明治時代に入ってからです。